教育大デッサン公開体験講座を開催しました。

ゴールデンウィークに特別講座「教育大デッサン公開体験」を行いました。
受験生にとっては一足先に実力UPを図るチャンスです!

【1日目 静物デッサン】

造形活動における基礎勉強の進め方を解説し、鉛筆で静物デッサンを行いました。
教育大美術コースはもちろん、他の美術系大学でも最も頻繁に受験問題として出題されています。
初心者から少し経験がある方まで、多くの申し込みがありました。
トリミングと構図の決定→大まかに形を捉える→描き込み→質感表現→完成
と、順を追って進めていきます。

定員ギリギリまで参加者が集まり、教室が手狭に感じました、、、
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限られた時間の中、とても集中してデッサンしています。
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デッサンは描いた枚数による経験の差が大きく出るので、高校1・2年生から早めのスタートを切れるといいですね!

作品講評の様子。
体験講座でしたが波田先生の鋭い指摘にうなずく学生の真剣な姿は通常授業と変わらないですね。
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通常の静物デッサンは、体験入学でも経験することができますので、今回参加できなかった方はそちらもチェックしてみて下さい!
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講評の後、波田浩司先生による特別講演です。
波田先生は現在、北海道教育大岩見沢校の講師を勤められています。
独自の世界を表現するにあたり、どのような取材に基づき作品化していくのか、具体的にスライド写真を用いて話していただきました。
東京でも活発に発表している作家の制作現場の紹介は、参加者から大好評でした!
皆さん油絵の制作過程の記録を食い入るように見ていました。
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波田先生、お忙しい中どうもありがとうございました!
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【2日目 構想デッサン】

近年は教育大に限らず様々な大学・専攻において出題されていますね。
今回のテーマは、「食べる」について自由に表現しようです。
発想の展開方法を解説し、資料収集→構図の検討→制作→描写まで4時間で行います。

資料集数については、鏡を使った自画像の他、スマートフォンなどの端末を使っての画像検索も行いました。参加者全員がスマホを持っているのには驚かされました。テーマが伝わる視覚化に最初は悩みましたが、第三者(作品を見る人)の立場になって考えるとスムーズに展開できますね。
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残り時間が少なくなるにつれ、作業スピードも上がります。
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完成後、講評。お疲れさまでした。
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出題したこちらが驚くような発想や、完成度の高い作品もありました!
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「普段の石膏や静物デッサンよりも楽しかった!」との感想も。
今回は受験対策として行いましたが、技術だけでなく発想力や構成力を身につけることも大切です。
上達の秘訣は何よりも「楽しんで描くこと!」と、再認識させられる充実した講座だったと思います。